謎のオバサンになりたい

時々無性に思います。

「お客様になりたい」

不思議な気持ちですが、不規則に思いがけず襲ってくる思いです。

例えば美容室やエステでネイリストであることを打ち明けると、いつの間にか美容業界にいる同業者というくくりになります。

そうなると、せっかくのリフレッシュタイムが仕事の話で持ち切りになったり..

もちろん仕事の話をしたい時もあるのですが、時にはドップリお客様モードで対応して欲しいと思うことがあります。

 

ネイルスクール時代は「お客様の職業をヒアリングすることは大切」だと習いました。

お客様が飲食店にお勤めなのか、専業主婦なのか、学校の先生なのか...

それによってお勧め出来る色やデザインが限られてくることはもちろん、ジェルネイルが主流の今では「モチ」を維持するためのベース作りにも関わって来ます。

そのような意味合いからも、美容室やエステに伺った時に職業を聞かれることはある意味仕方ないこと。

その情報をもとに対応してくださることはありがたいことなのですが、それでも時々は「謎のオバサン」になって、ネイリストというカテゴリから外れてお客様に徹したいと思うのです。

ありがたいことに、時々ネイリストさんのご来店もあります。

この方はとても勉強熱心なので、そんな邪念(笑)は無かったかな?

 

「謎のオバサン」になって、純粋なお客様になりたいという願望を持つその反対側で、自分自身が日頃お客様に対する接客態度も注意深く客観視したいと思う今日この頃です☆